GakuNin RDM利用案内
GakuNin RDMとは
GakuNin RDM は、国立情報学研究所(NII)が提供する研究データ管理システムです。研究者が研究データ(論文、実験・調査データ、プログラム、画像・音声・映像データ等)を管理できるWebブラウザ上で動作するサービスです。詳細は、NIIのGakuNin RDMサポートポータルをご覧ください。
利用できる方
静岡大学のMicrosoft365アカウントをお持ちの教職員および学生。
注意事項
GakuNin RDMの利用規約に従ってご利用ください。とくに、利用規程の遵守事項および免責については事前によく確認の上ご利用ください。
(利用機関の遵守事項)
第6条 利用機関は,次の各号を自ら遵守しなければならず,また, 利用者に遵守させなければならない。
一 本規程に違反して本システムを利用しないこと
二 専ら営利を目的とした利用を行わないこと
三 著作権等の第三者の権利を侵害するおそれのある行為をしないこと
四 プライバシーを侵害しないこと
五 ウィルス等を含む有害なコンテンツ等を登録等しないこと
六 過度のアクセス行為や不正アクセスを行わないこと
七 その他所長の定める事項
2 利用機関は,利用者が本システムに関して行った行為について,責任を有するものとする。
(免責)
第16条 研究所は,以下の各号により,利用機関に生じた損害について,賠償の責任を負わないものとする。
一 サーバに登録等されたコンテンツ等の破損や喪失
二 本システムで提供するソフトウェア又はOS等のバージョンアップに起因するコンテンツ等の動作等への影響
三 システムメンテナンスやセキュリティインシデント,その他の運用上の理由による本システム提供の停止
四 本システムの提供の終了
2 本システムを通じて利用者と第三者との間に生じた紛争については,利用機関において対応するものとし,研究所は 一切の責を負わないものとする。
GakuNin RDMの利用
ログインとログアウト
GakuNin RDMサポートポータルページ右上のログインより静岡大学のMicrosoft365アカウントを使ってログインします。初回時ログインのみ利用規約への同意とアカウント設定を行います。登録するメールアドレスは、機関ドメイン(shizuoka.ac.jp)が望ましいとされています。
プロジェクトとメンバー管理
研究プロジェクトを作成し、メンバーを招待します。GakuNin RDMでは研究データはプロジェクト単位(ラボ、実験、論文などの単位)で管理されます。プロジェクトは目的に応じていくつでも作成することができます。各メンバーには「管理者」、「読込み/書込み」、「読込み」の権限を設定できます。
ストレージとファイル操作
本学ではGakuNin RDMの標準ストレージ(NII Storage)を利用しています。NII Storageは1ユーザ当り100GBまで、1ファイル当り5GB未満の制限があります。プロジェクトを作成すると、その下に「NII Storage」が表示され、フォルダやファイルが登録できるようになります。なお、プロジェクト内の標準ストレージ使用容量は、プロジェクトを作成したユーザーから容量を消費します。
ユーザーが作成したプロジェクトとは、現在そのプロジェクトの管理者かどうかは関係なく、そのユーザーが作成して現在も削除されていないプロジェクトを指します。プロジェクトの作成者以外のユーザーは、どんなにファイルを登録しても自身のNII Storageの制限容量は消費しません。プロジェクトを作成したユーザーがいなくなっても、プロジェクトは作成者の1ユーザ当りの制限容量の範囲で引き続き利用することができます。
例えば、研究室のデータ等を管理する場合に、学生がプロジェクトの作成者となり教員を管理者として招待するといった利用方法が可能です。学生が研究室を離れた後も引き続き教員がデータを管理でき、教員の容量は消費しません。
プロジェクト毎に拡張ストレージを設定して、NII Storageの制限容量とは別にストレージを拡張することもできます。本学では、現在のところ、情報基盤センターでサポートを行っているMicrosoft 365のOneDrive for Businessを拡張ストレージとして設定することが出来ます。OneDrive for Business以外の拡張ストレージは設定できませんのでご了承ください。設定した拡張ストレージはプロジェクトの下に「NII Storage」と並んで表示されるようになります。
拡張ストレージの設定は、プロジェクト管理者の責任で行っていただきますようお願いいたします。
メタデータ管理
プロジェクトで管理しているファイルに関するメタデータ(ファイルメタデータ)を編集することができます。メタデータ管理機能は、アドオンとして提供されています。プロジェクトを作成した時点では使えるようになっていません。メタデータアドオンの有効化を行ってご利用ください。
証跡管理機能
プロジェクト内に保存されたファイルは、UPKIタイムスタンプサービスの時刻認証局サーバと連携して、ある時刻でのファイルの存在が証明されます。研究不正(改ざん)防止、研究証跡の保存・保護、ファイルバージョン管理および編集履歴の記録のための機能です。
Wiki
プロジェクトでWikiを有効にするかを設定できます。Wikiはプロジェクトの概要説明に使用できる他に、プロジェクトのメンバーでラボノート、連絡先、またはプロジェクトの詳細情報などを共同編集することが出来ます。
オプション機能(利用不可)
本学では、「データ解析機能」および「データガバナンス機能(先行ユーザのみ)」のオプション機能は、利用未申請のため利用できません。
問い合わせ
はじめに、「Q&A集 (NII)」をご覧ください。それでも解決しない場合は、以下の内容を下記GakuNin RDM連絡担当までご連絡ください。GakuNin RDM連絡担当を経由してNIIに問い合わせいたします。
お名前: ご所属: GakuNin RDMのURL: 【お使いの環境】 マシン: OSとバージョン: ブラウザとバージョン: セキュリティソフト: 【エラーが発生した場合】 発生日時: 操作手順: できればスクリーンショットを添付してください 【ストレージ情報】 接続方法(該当するものを選択): 拡張ストレージ、機関ストレージ、標準ストレージ(NIIストレージ) ストレージ名(製品名など): |
phone: 054-238-4477 / e-Mail: lib-sys at adb.shizuoka.ac.jp